スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

命日 ⑤

当初の予定ではこの話は三話くらいで終わるハズでした。
ですが気が付けばこんな長編に…。


こんな話を飽きもせず読んでくださった方。
本当にありがとうございました。

あまりの暗さ
ネガティブっぷりに
気分を害された方がおられましたら
本当にごめんなさい。
そして安心して下さい。


このお話は一応これでおしまいです。
そしてパンドラの箱みたいに、底の方には希望があったりする、
かもしれません。




俊ちゃんが自分で自分の命を断つと決めたこと。
自分で死ぬことを選べない私にとって、
なんだろう、
すごく誇らしく感じたんだ。

彼は大馬鹿者だと言う人もいるだろう。
なんて馬鹿なことをしたんだと。

でも彼はそれを自分で決断したの。
そのことはとても凄いことだと思う。
それは間違っていたのかもしれないけれど。
それが彼の望みだったの。
彼は彼を最後まで貫き通したの。


彼は自ら命を断ったのに
私はまだ生きている。
生きてる。
私は私が生きてる限りずっと、繋いでいたいと思う。
書き続けたいと思う。
死ぬ瞬間に生きてて良かったって思えるように。
精一杯、生きたい。



詰まるところ私が言いたいこと、
それはRADWIMPSのバグッバイに全て歌われています。
(これだけ引っ張っといて歌詞に丸投げってヒドイオチだけど)


せめて初めての僕がいない朝に
なにか降らせて欲しい
It's so easy but just
It's so crazy

僕のいた朝と僕のいない朝は
どっか違ってて欲しい
少しだけでも良いから
僕が産まれてくる前と僕が消えた後と
なんか違ってて欲しい
世界は違ってて欲しい



これほど私の想いにぴったりな歌があったろうかと、
これを初めて聞いたとき思いました。
あまりの感動に涙が出ました。


少しだけでも良いから
私がいたことで
誰かの世界が変わりますように。。。


俊ちゃんがいたことで
少なからず多からず
私の世界が変わったように。。。



FC2 Blog Ranking 人気blogランキング
スポンサーサイト

命日 ④

今日は今までより遥かに、
救いようもないくらい暗い話になってしまうと思います。
絶対ひきます。
こんなの「夕月夜」らしくない!
と仰られる方もいるでしょう。

でもそれがこのブログを書く一番の動機だし、
私の一番根底にある揺るぎない思いだから。

書くべきかどうか悩んだりもしたけれど、
やっぱり書かずにはいられないから、
書こうと思います。


でもやっぱしょっぱなからイタイんです。


それらを全部踏まえた上で、
それでもまぁ読んでやるかな
って方だけ「続きをよむ」をクリックして下さい。

続きを読む

命日 ③

葬儀の日は、
峻ちゃんが死んでしまった日と違って曇りだった。
分厚い、灰色の雲。
もしかしたら少し雨も降っていたかもしれない。


木製の棺に横たわる峻ちゃんの回りに
一緒に持っていく遺品と
皆でひとつずつ、花を供えた。

私は既に花で埋まっている顔の横に、
わずかな隙間を見つけ花をそっと置いた。
多分、真っ白な花。

触れてみた、土色の頬は
びっくりするくらい冷たくて、
まるで氷みたいで、
私は、すぐに手を離してしまった。
指先にかすかに、冷たさが残った。



火葬場には親族と、一緒に学校をやめた友達が来ていた。
最後の分かれの時は、
皆泣いていた。
ご両親も友達も私も、みんな。

姿が見えなくなってしまっても、
暫くその場に立ち尽くして、きっと冥福を祈っていたんだ。

続きを読む

命日 ②

私と峻ちゃんは、それほど仲の良い従兄弟ではなかった。

一番はっきり覚えている会話らしい会話だって
小学校の時の
「お前んとこの学校に〇〇ってヤツが転校してきただろ?」
くらいだ。

昔は良く遊んだりしたが、
年齢があがるにつれて疎遠になっていった。

それは私達に限らず、どこでも似たようなものだとは思うけど。

異性であれば尚更だ。


私達は決して仲の良い従兄弟ではなかった。

それでも何の因果か血か、
科は違えども同じ高専に入学が決まった。

それに関して話した記憶もやっぱないんだけど、
当たり前のように一緒に進級して
当然のように一緒に卒業するんだと思っていた。

続きを読む

命日 ①

が、いつだったのか
実はあまり覚えていない。

ただそれは良く晴れた、
夏の訪れを感じた春の終わりの日曜日だった。

彼はまだ17歳だった。

彼はこれから、新しい道を歩むはずだった。

少なくとも、私はそう思ってた。



その日家には私と父親しかおらず、
私は一人机に向かってテスト勉強だか予習だかをしていた。

静かな昼下がり。

突然の電話。

父親の慌てたような足音。声。


「今から出るぞ」

「は?」

「峻が死んだ」

「…え?」

続きを読む

Motion Calender
プロフィール

*mie*

ファッションブランドコミュニティ「プーペガール」

Author:*mie*
3年と半年ちょっと続いた遠距離恋愛もついに幕引き・・・
これからは新しい恋愛に関してどんどんお惚気ていく予定(笑)



*記事と関係のないコメントは削除させていただく事があります。ご了承くださいm(_ _)m*

ブログランキング

FC2Blog Ranking
人気ブログランキングへ
blogram投票ボタン
*ブログランキング参加中*
よろしくお願いします♪

カウンター
最近のトラックバック
haco*niwa

フリースタイルなヒトのツーハンカタログhaco.no.17

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

goober
ニコット
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。